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なかまちテラス
(小平市立仲町公民館・仲町図書館)

地域と育てる人と情報の出会いの場


語り手:中村 和幸(小平市立仲町公民館 館長)

左:中村館長
右:上田館長

    上田 滋 (小平市立仲町図書館 館長) 
聞き手:永沼 麻子(金剛株式会社 社長室)
※所属・役職は取材当時のものです。

なかまちテラス
(小平市立仲町公民館・仲町図書館)

地域と育てる人と情報の出会いの場


左:中村館長
右:上田館長

語り手:中村 和幸(小平市立仲町公民館 館長)
    上田 滋 (小平市立仲町図書館 館長) 
聞き手:永沼 麻子(金剛株式会社 社長室)
※所属・役職は取材当時のものです。

|地域と育てる人と情報の出会いの場|なかまちテラス|PASSIONREPORT|:PASSION+:KONGO

―なかまちテラスは仲町公民館と仲町図書館が合築された複合施設との事ですが、複合化しリニューアルオープンに至った経緯を教えてください。

 
 元々この場所は、昭和50年から小平市立図書館があり、その後、市立中央図書館が新しく移設され仲町図書館となった場所でした。この近くにあった仲町公民館も老朽化しておりましたので、両館を建て替える話が持ち上がりました。そこで、両館を合築する事で建物の管理の合理化もでき、そこに新しく生まれる可能性を地域に活かすという考えから、平成18年度から庁内で検討が始まったのがきっかけです。
 建物は世界的建築家の妹島和世さんの設計で、まちのシンボルとなる様なデザイン性の高い建物になっています。住民説明会を数回行い、地域住民の意見や要望を伺いながら進め、平成27年3月14日にリニューアルオープンしました。 
 

―開館に向けてどの様な取り組みをされたのでしょうか。

 
 『みんなでつくる、みんなのなかまちテラス』をコンセプトに、“なかまちテラスLiNKSプロジェクト”を開館に向け活動する場として立ち上げました。地域住民や地元小中学校・大学生・地元商店会の方々と平成26年7月から開館までの約8ヶ月をかけて活動をしました。
 LiNKSとはL(Library)=図書館、i(i)=私、N(Nakamachi)=仲町、K(Kominkan)=公民館、S(School)=学校を意味し、地域づくりの拠点となる施設にしたいという想いで名付けられています。
 具体的な取り組みとしては、大きく3つあります。1つ目は「キックオフ!なかまちテラスの未来づくりワークショップ」、2つ目は「この指とまれ!なかまちテラスでやりたいこと大募集」、3つ目は「武蔵野美術大学との連携事業」です。
 1つ目のワークショップでは、なかまちテラスで何をやりたいかについて様々な世代の方が集まり、7回に渡って毎回異なるテーマで話し合ってくださいました。このワークショップから“なかまちテラス未来づくり実行委員会”が生まれ、オープン前に多くのイベントが行われました。
 2つ目では、図書館や公民館、学校と連携した活動やなかまちテラスをPRする活動を考えている人を募集し、職員と一緒にサ ークルを育成しています。現在4つのサークルが活躍しています。
 3つ目の武蔵野美術大学との連携事業では、大学の授業の一環として、なかまちテラスのロゴ作成・小平駅前のPR看板設置と市内を走るバスのラッピングデザイン・なかまちテラスのPRキャラクター「あっちこっちナカマッチ」を企画・実行しました。「あっちこっちナカマッチ」は、小平や仲町ゆかりのパーツで作り上げた156体のキャラクターでできています。

まるポーズとケヤキン

 これらの取り組みは私たち職員の力だけでは到底できません。市民の方々には私たちでは思いつかない様なアイディアや才能を持った方が沢山いるのだと感じました。開館前の多くのイベントを通して市民の方々のパワーは無限だという事を感じました。
 

―「なかまちテラスLiNKS」の方々のアイディアにはどの様なものがありましたか。

 
 例えばコミュニティーカレンダーの作成です。なかまちテラスには担当学区があります。その全ての小・中学校と保育園・幼稚園と高校、そして図書館、公民館の行事を1つのカレンダーにまとめ、3ヶ月分を「なかまちテラスだより」に載せ配布しています。これは地域全体で何をやっているのかが一目で把握でき、地域交流に大変役立っています。
 他にも入口の看板作成やイルミネーション点灯もLiNKSのメンバーと協働で実施しました。現在もなかまちテラスを地域の皆で盛り上げているのだという実感があります。

PRのためにLiNKSのメンバーがアイディアを出し合い作成された入り口の看板

イルミネーション点灯


 

―公民館と図書館の関係はいかがですか。

 
 せっかくの2施設の複合施設です。イベントを協働するだけではなく、公民館の講座室の空き時間を学習室として利用可能にするなど複合施設の特長を活かしています。また、職員も同じ施設で働いているという意識を持って取り組んでいます。公民館の職員の不在時に図書館の職員が公民館の受付を行ったり公民館職員が1階窓口で、貸し出した本の返却処理もしています。
 特に大きな協働イベントとしては“なかまちテラスまつり”があります。この5月が第2回目だったのですが、「なかまちテラスまつり実行委員会」のメンバーが中心となって開催し、地域の方の日頃の成果の展示や発表、公演や模擬店などが催され来館者に大好評でした。
 図書館は通常開館している中での開催でしたが、ビブリオバトルや紙芝居等のイベントを行ったり、フラワーアレンジメント体験教室で作成した作品を図書館の書架に飾ったりと、一体感を持たせる工夫をしました。

日頃の成果を発表したコーラス

子どもたち参加のイベント

―今後の展望についてお聞かせください。

 
 リニューアルオープンして1年が過ぎ、以前と比較して利用者数の増加はもちろん、利用者層にも変化がありました。
 図書館は館内が明るくなり、靴を脱いでくつろげるスペースがあって、椅子に座って休める場所も多くなり、今まで少なかった子育て世代、特に週末は父子での利用が目立つようになりました。
 公民館は実習室を完備した事により、新たな講座やサークル活動ができるようになり、子育て世代の利用が増えました。また、空室があれば当日利用が可能になった事で、試験勉強に利用する中高生が増えた様に思います。
 今後は、新築で、デザイン性・機能性のある建物やWi-Fi環境などの設備(ハード面)に負けない位、ソフト面の充実を図っていきたいです。
 「なかまちテラスLiNKS」はまだ生まれて間もないですので、可能性は無限大です。今後どのようになっていくのか楽しみですし、どのようにまとめていくかが課題になります。まずは、昨年に引き続き、年間のイベント計画を「なかまちテラスLiNKS」メンバーを中心に企画し、私たち職員は彼らのアイディアを実現させていくお手伝いをしてきたいと考えています。
 これからも地域の方々と一緒にこのなかまちテラスを育てていきたいと思います。
 

―本日はありがとうございました。

 
<取材日:2016年5月24日>

靴を脱いでくつろげるコーナー

PHOTO GALLERY

なかまちテラスLiNKSでの話合い模様

小平駅前のPR看板

館内のいたる所に椅子がある

調理実習室


 
所在地
 東京都小平市仲町145番地
TEL
 公民館 042-341-0862
 図書館 042-344-7151                  
開館時間
 公民館 9:00~22:00
 図書館 9:00~17:00
 (祝休日でない火・水は9:00~20:00)
休館日
 公民館 第3木曜日、
     年末年始(12/28~1/4)
 図書館 金曜日・第3木曜日、
     年末年始(12/28~1/4)、
     特別整理期間  
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