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社長メッセージ

金剛株式会社 代表取締役社長 田中稔彦
金剛の創業者、谷脇源資が2017年1月24日に逝去しました。妻ユミ子とともに築き上げた功績は、今ここではとても語り尽くせません。ただその原点となった金剛株式会社は、前身の創業から70年を数え、測量機器や事務機の販売からメーカーとして飛躍するまで、数多くの試練と転機を経験してきました。谷脇はそのたびに知恵と努力と行動で成長を果たしています。その活動を支えていただいたのは、お客様や販売店様、そして谷脇を囲む人たちでした。このご縁を大切にしながら進むべき道を探りあて、励ましやご助言を、道を進むエネルギーとしてきたのです。

 
昨年の熊本地震は、まさに金剛に大きな試練を投げかけました。しかし、これまで70年の中で学んだことは、試練の時こそ進むべき道を選ぶことができる。そして試練から得た力こそ、道を進む本物の原動力となり得るという経験です。

復興元年、これから金剛は創造的復興を目指します。そのために創業80年に向けて金剛のビジョンである「空間づくりから価値づくりへ」を次のテーマで実現します。
 
一つ目は、空間の価値をさらに高めるモノづくり。すなわち、得意とする棚や収蔵空間の機能、効率をより高める技術の進化です。
二つ目は、地震対策技術など防災減災の社会づくり。震災による経験から、本当に私たちを守ってくれる空間をハード、ソフト両面から追求します。
三つ目は、社会とつながった空間の質的価値づくり。実存のモノと情報に置換されるコトが、より緊密になる中で、機能や快適性を飛躍的に向上させる技術の深化に努めます。
 
まだ震災の影響を受けている方も少なくありません。肉体的、精神的な健康を取り戻すには、社会が健全な姿となることが必要です。第二工場や新実験棟は、金剛が企業として成長するための舞台でもありますが、同時に社会が健全であるための基礎でもあります。
 
創造的復興は、企業としてのモノコトの創造と同時に、ひとりひとりの幸福の創造を付加した復興です。これまで幾多の試練を乗り越えた金剛が、被災地域の先頭に立ってこの創造的復興を目指します。
 
 

2017年3月
代表取締役社長
田中 稔彦