レール施工方式
耐震型レールをアンカーで強固に固定
移動棚の長期運用が可能
レールは後施工アンカーで確実に床固定します。
FLの不陸調整はライナーを使用します。

床への固定を軽減した設計
レールは1800mm又は900mm、1400mm間隔です。
支柱からの棚荷重に耐えるため、台枠が強固な構造となります。
レール本数が少ない分、レールへの荷重負担も大きくなります。(集中的な荷重)

レール設置プラン

10連以上の場合、積載荷重又は建物との関係でご相談の上、決定しています。

寸法
レール設置に基づくレール寸法及び外形寸法

レール&スロープのバリエーション
設置環境に合わせ、
最適のレール施工方法をご提案します。
レール施工方法は設置環境に柔軟に対応できるよう、豊富なバリエーションの中からお選びいただけます。レールは移動棚の安定性を確保するとともに、車輪とレールの摩擦抵抗を最小限に抑え、移動棚の動きがスムーズに行えるよう経験とノウハウが活かされています。

据置タイプ(スロープ付)


OAフロアータイプ


床面補強タイプ

使用場所や目的に応じてレール及び
スロープ材を選ぶことができます。
レール
レールプレート構造を採用。強固な溶接構造で、そり・ねじれをなくしました。


スロープ
スロープ幅は台車やカートの使用を考慮して150mm、200mm、300mmのバリエーションからお選びいただけます。
スロープ端部は塞ぎ板が付きます。

施工例(普通鋼板の場合)/スロープ幅150mm

施工例(縞鋼板の場合)/スロープ幅150mm
レール施工方法
据置タイプ


既存の床の上に、レールをレベル調整しアンカーにて固定して設置します。
据置タイプ(スロープ付)


据置タイプのレールに、スロープを取り付けます。
つまづき防止や台車等の利用に採用されます。
レールスロープ
幅150㎜、板厚:2.3㎜/幅300㎜、板厚:3.2㎜
材質:普通鋼板、縞鋼板(スチール)、普通鋼板(ステンレス)
床上げタイプ


前面のみスロープとし、レール間は合板で敷き詰め、棚通路をフラットに仕上げます。
つまづき防止や台車等の利用に最適です。
埋込タイプ


モルタル等でレールと同じ高さにします。つまづき防止、レールの固定に効果があります。
床へのコンクリート打設の前に、レールの施工方法については事前に打ち合わせが必要です。
コンクリートへの埋設になるので、サビ防止のためにステンレス製をお勧めします。
OAフロアータイプ


OAフロアーの高さに合わせて、レールと床を同レベルにします。高さ150mm以下の場合はハット鋼、150mm以上の場合は鋼製束を採用します。
床面補強タイプ


床の耐荷重が不足した場合、補強材を用いて床を補強しレールを設置します。
補強材(H鋼)は大梁の上で固定します。
レールユニットタイプ


レイアウト変更に対応できるよう、床に置くだけの構造で移設が容易になります。
(右)完成イメージ/W2000 ×D3000×H50
レールユニットタイプでは、ベース部材に軽量でコンパクト化した部材を使用しています。
2~3連程度のコンパクトな計画に最適です。