誕生のきっかけは、熊本地震。
2016年の熊本地震では、倒れた書架が避難通路を塞ぐ事例が多く報告されました。また、地震が続く館内では転倒した書架がガラスや壁を破損させる恐れがあり、利用者や職員の安全を心配する"声"が多くあがりました。そんな声をもとに、1人でも動かせる「軽さ」、壊れにくい「頑丈さ」、ぶつかっても物を破損しない性能を兼ね備えた強化段ボール書架、『らくかる書架』が考案されました。
試作モニタリングで、改善&改良。
試作品を、図書館様や小・中・高等学校様にモニターとしてご使用いただき、1つ1つ改善点をヒアリングしながら改良を重ねました。
"声"を"カタチ"に…
大きな本や変型の絵本も展示したい! |
上段・中段の仕切りをなくしました |
最下段が使いづらい… |
足部品をつけました(マジックテープ固定) |
側面はスッキリした方がいい! |
持ち手を背面につけました |