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特集 香港中央図書館 ~中国三千年の歴史を守るハイパークリーンAEX~

香港中央図書館

ヴィクトリア湾に面したヴィクトリア公園の前に建ち、神殿風の円柱と階段をデザインされた香港中央図書館は、21世紀の初頭に開館するアジアで最大級の規模と最新のIT技術を駆使した図書館である。
ここでは、同図書館に採用された「電子電動AEX移動棚」について紹介したい。

香港中央図書館のファサード

DATA

名称:香港中央図書館 (Hong Kong Central Library)  
住所:66 Causeway Road, Causeway Bay, Hong Kong  
構造:鉄筋コンクリート造 地上11階  
開館:2001年月  
各階案内:
  1階 5つ展示ギャラリー(計1,538㎡以上)
   294席レクチャーシアター  
  2階 児童用図書(蔵書数:12万8千冊)  
  3階 一般用図書
    (蔵書数:27万冊、セット・ディスク:12万本/枚)  
4~5階 新聞、雑誌フロアー  
6階 12~18歳用図書(蔵書数:3万6千冊)
   オーディオ・ビジュアル図書 (10万アイテム)  
7階 中央書庫  
8~9階 参考図書  
10階 アート図書  
11階 事務所

【7Fレイアウト】

設置状況

同図書館の2階から11階の各階には、弊社の丸ハンドル式移動棚KZと電子電動棚AEXが設置されている。また、モデルもKZ、ハイパークリーンシステム搭載HCZ-HCE、AEXと4モデル有り、連数も1連から10連までとまるで移動棚の展示会でも開けそうな感じである。特に中央書庫の7階はAEXで埋め尽くされている。
小さな動物園やテニスコート・バスケットコートもあり、憩いの場として親しまれているヴィクトリア公園の前というロケーションは、もともと公共図書館の利用率が高い香港の人々を惹きつけ、さらに窓からのヴィクトリア湾の眺望の素晴らしさは、館を利用する人達を魅了するだろう。

新規格のホワイトは内装ともよくマッチ
明るい雰囲気を醸し出している。
貴重本室は、ハイパークリーンシステムの能力が
最大限活かされ、重要な書籍を守っている。

プレゼンテーション

弊社採用のキーポイントは、棚内部の最適な保存環境と利用者の健康を考慮したハイパークリーンシステム、さらにAEXの基本的な操作性・安全性の優秀さにあったが、特に施主に対するプレゼンテーションでは、カラーコピーを駆使した専用本や備品配置後の図書館内部のイメージと、そこをウォークスルーできるCD-ROMを作成し、ハイパークリーンのメカニズムもアニメーションで判りやすく説明できた。

CD-ROMの画像

最後に

その規模から香港特別自治区の国会図書館とも呼べる同図書館は、質・量・サービスにおいて、今後のアジア地区の公共図書館のあり方に特にITの活用において大きな影響を及ぼす存在になると思われる。

(2001年2月15日刊行)