COMPANY
(注意)本記事は、金剛株式会社が2001年2月15日に発行した機関誌「PASSION VOL.27」の内容を、当時の記録として公開するものです。記事内の情報は発行当時のものであり、現在の状況とは異なる場合があります。また、当時の社会情勢や倫理観を反映した表現が含まれている可能性があり、現代の基準に照らし合わせると一部不適切と感じられる箇所もあるかもしれませんが、資料的価値を考慮し、原文のまま掲載しています。掲載されている商品やサービスは、既に販売・提供を終了している場合があります。
本記事は、著作権法上の引用の範囲内で掲載しています。当時の記録として、皆様に楽しんでいただけましたら幸いです。
ヴィクトリア湾に面したヴィクトリア公園の前に建ち、神殿風の円柱と階段をデザインされた香港中央図書館は、21世紀の初頭に開館するアジアで最大級の規模と最新のIT技術を駆使した図書館である。
ここでは、同図書館に採用された「電子電動AEX移動棚」について紹介したい。

DATA
名称:香港中央図書館 (Hong Kong Central Library)
住所:66 Causeway Road, Causeway Bay, Hong Kong
構造:鉄筋コンクリート造 地上11階
開館:2001年月
各階案内:
1階 5つ展示ギャラリー(計1,538㎡以上)
294席レクチャーシアター
2階 児童用図書(蔵書数:12万8千冊)
3階 一般用図書
(蔵書数:27万冊、セット・ディスク:12万本/枚)
4~5階 新聞、雑誌フロアー
6階 12~18歳用図書(蔵書数:3万6千冊)
オーディオ・ビジュアル図書 (10万アイテム)
7階 中央書庫
8~9階 参考図書
10階 アート図書
11階 事務所

設置状況
同図書館の2階から11階の各階には、弊社の丸ハンドル式移動棚KZと電子電動棚AEXが設置されている。また、モデルもKZ、ハイパークリーンシステム搭載HCZ-HCE、AEXと4モデル有り、連数も1連から10連までとまるで移動棚の展示会でも開けそうな感じである。特に中央書庫の7階はAEXで埋め尽くされている。
小さな動物園やテニスコート・バスケットコートもあり、憩いの場として親しまれているヴィクトリア公園の前というロケーションは、もともと公共図書館の利用率が高い香港の人々を惹きつけ、さらに窓からのヴィクトリア湾の眺望の素晴らしさは、館を利用する人達を魅了するだろう。


明るい雰囲気を醸し出している。

最大限活かされ、重要な書籍を守っている。
プレゼンテーション
弊社採用のキーポイントは、棚内部の最適な保存環境と利用者の健康を考慮したハイパークリーンシステム、さらにAEXの基本的な操作性・安全性の優秀さにあったが、特に施主に対するプレゼンテーションでは、カラーコピーを駆使した専用本や備品配置後の図書館内部のイメージと、そこをウォークスルーできるCD-ROMを作成し、ハイパークリーンのメカニズムもアニメーションで判りやすく説明できた。

最後に
その規模から香港特別自治区の国会図書館とも呼べる同図書館は、質・量・サービスにおいて、今後のアジア地区の公共図書館のあり方に特にITの活用において大きな影響を及ぼす存在になると思われる。
(2001年2月15日刊行)
