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保存・展示・修復関係

アイテムひとつで展示を変える!展示用品特集

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史料や作品の展示には、脇役である展示用品が必要不可欠です。

  • 綺麗に見やすく展示する
  • 安全に展示する
  • 読みやすい位置にキャプションを設置する

このように展示をするためにはさまざまな工夫が必要になってきますが、それらを助けてくれるのが美術品展示用品専門メーカー・タキヤ株式会社の展示用品です。

今回は、その中からおすすめのアイテムを3点厳選してご紹介します。

より綺麗に、安全に、分かりやすい展示にするために、お役立ていただければ幸いです。

ガラス文鎮「けさん(卦算)」

けさんには高透過ガラスとフロートガラスの2種類があります。
高透過ガラスのけさんはその名の通り透過性が高く、展示資料をよりリアルに感じていただけます。
一方フロートガラスは高透過ガラスに比べ青みが強いですが、その青みこそ「展示の雰囲気にあって良い」というお声もいただいています。

けさん使用例

地震対策・防犯用アイテム

絵画などの展示品は、常に破損や盗難の危険にさらされます。
そのような被害に遭うリスクを少しでも減らせるよう、展示用フックの見直しや、対策用アイテムを追加してみるのも良いかもしれません。

「MOフック」

フック部にストッパーが付いている地震対策用のフックです。
スマートな形状のためすっきりとした展示が可能です。

MOフック

「ファームフックストッパー」

ファームフックのフック先端部分に取り付けて、ヒートン(吊り下げ金具)等の脱落を防止します。
展示作品の盗難防止や、地震発生時の落下対策に有効です。

ファームフックストッパー

※タキヤ(株)のファームフック「NT-FHO 100 / 70 / 55」シリーズに対応した全3サイズ。
※「NT-FHO 120-20 / 120-30」シリーズ対応のストッパーもございます。
お手持ちのフックに追加するだけで、安全性が高まります。

キャプションケース

壁面に取付けるフラットタイプ、置いて使用するスタンドタイプ、壁面に立体的に取り付け可能なアルミ平付けタイプがあります。
展示にあわせて読みやすい位置に設置するなど使い分けてみてはいかがでしょうか。

左:フラットタイプ / 中央:スタンドタイプ / アルミ平付けタイプ

※9/20より、新しくキャプションケースの「ポケットタイプ」の取り扱いを開始しました。
 中にOHP(透明)フィルムを挟むことができ、
 アクリルに直接印刷したような繊細な印象のキャプションが作れます。

アイテムをひとつ変えるだけで、見た目や安全性は大きく変わります。

他にも、展示にかける時間の短縮や展示室の誘導など、さまざまな場面で活躍するアイテムをたくさん取り扱っています。
その他の展示に役立つアイテムについては下記のリンクよりチェックしてみてください!

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