KONGO 施設カタログ vol.9-2
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"'KONGOFACILITYPLANNING― グラフ参照→P250 ― 調湿内装 金剛アートウォール 現在の主流である無機質系調湿材(以下調湿材)を収蔵庫内装に業界で初めて採用し、全国多くの施設に納入しています。金剛アートウォールは調湿材の特性を生かし、空調運転停止時等の急激な湿度変化を緩和することが可能です。納入後15年以上経過しても汚染ガスの発生などなく、安全快適にご使用いただいております。 1.湿度調整を意識した密閉施工 ●密閉施工により外部からの汚染因子・水分の侵入を防ぎます。 2.化学物質を防ぐ材料管理 ●採用する木材の樹種は、有機酸の放散の少ない材を選び使用します。 ●使用する材料および副資材(接着剤等)は、事前検査にて安全性が確認されたものとします。 ●揮発性物質の検査を実施し、より安全性の高い材料を選定します。 3.虫害を防ぐためのIPM施工 ●重点管理対象となる木材は、搬入から材料生成の過程まで遡り安全性を確認し、受け入れ時にチェックし  合格されたものを現場内に入れます。 ●館運営時の作品管理におけるIPM活動を意識し、施工工程において段階的に清掃活動を実施します。 最適な環境で保存する 工 法 通常は、施工直後の清掃作業(いわゆる建築美装)で完了ですが、これは文字通り、仕上がりを美しく見せるための清掃です。 金剛では収蔵庫施工段階から現場に合わせてIPM清掃を実施いたします。これにより虫菌害発生リスクを早期から軽減させ、より管理しやすい空間の提供を考えています。 施工後の取り組み(オプション) 1.優れた物性安定 ●調湿建材は吸水による寸法変化が少なく、形状が安定しています。 ●調湿材は表面構造が比較的緻密な為、粉落ちが少ない特徴があります。  これはトバモライト系材料のバインダー構造が強く、粉化が少ないと言われていることと一致します。 ●内装材は不燃材を使用します。 2.安全な環境性能 ●調湿板の表面は中性域で安全です。 ●VOC等の放散は指針値以下であることが確認されています。(JIS A1901「建築材料の揮発性有機化合物(VOC)、ホルムアルデヒド及び他のカルボニル化合物放散量測定方法-小型チャンバー法」による) 3.安定した調湿性能 ●吸放湿性能は「JIS A 1470:2008」を公的機関にて実施し、高い調湿性能を確認することができました。 ●有事の際の空調停止を想定し、12h以降の長期にわたる吸放湿性能を公的機関にて自主測定し、安定した調湿性能を有していることが確認できました。  (測定方法はJIS A1470:2008に沿う) 4.酸アルカリ吸着性能(文化財特有の汚染ガス) ●一般の無機質系ボードのような物理吸着ではなく、化学反応による吸着構造のため、一度吸着した物質を再放出することはありません。 ●酸・アルカリガス吸着仕様の場合は、美術館・博物館で求められる低濃領域での吸着に優れているため、枯らし期間の短縮に貢献します。 ●美術館・博物館で求められる低濃度領域での吸着に優れています。 調湿建材 3500倍 10000倍 ■トバモライト系 材木を1枚ずつ検品し、節や虫食いがないか目視確認する。 事前に社内で材料を自主測定し、 化学物質の放散の有無を調べる。 通常の施工直後(建築工事内での清掃作業後)の状態 IPM清掃後の内装表面の清浄度合い。 JIS A 1901 VOC,ホルムアルデヒド及び 他のカルボニル化合物放散測定試験 裏面の防湿アルミシート ■KAWエアチューンOS t21表面 収蔵庫 扉 調湿 内装 収蔵棚 収 収蔵庫 設備 金剛アートウォールは調湿建材を用いた内装仕上げ工事の総称です。

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