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PASSION VOL.30_September.2006

07 空気質管理について


株式会社 内外テクノス
我妻 信行
Wagatsuma Nobuyuki

九州国立博物館
 
 近年、室内空気環境による人体や文化財への影響が注目されています。
 特に、文化財は限られた空間に長期間保管展示される為、比較的低濃度の酸性、アルカリ性ガスであっても徐々に影響を与えるおそれがあり、注意が必要です。
 このため、当社では図に示すようなモニタリングから改善まで総合的な対策システムを提案しています。
 
低濃度の酸、アルカリガスのモニタリングとしては、狭い空間でも簡便に設置可能なパッシブインジケータを利用します。パッシブインジケータは、低濃度の酸性、アルカリ性ガスを精度よく測定可能なインジケータです。
 ガス濃度が高かった場合は、発生源と思われる材料の上にパッシブインジケータを置き、発生源の特定をした上で、可能であれば撤去し、不可能な場合は状況に応じた対応を行います。
 残留ガスの除去方法としては、適切な換気に加え、酸性、アルカリ性ガスを効果的に除去するシートとして、図に示すエアチューンシート、ファブリックフィルターがあり、様々な環境に応じた対策を講じます。また、新築、改修時に予防処置として利用可能な建材、設備機器も空気質環境整備に役立ちます。
 ガス吸着において留意すべきポイントは、薬品添着等による有害ガスの流出が無く、かつ0.1ppm以下の低濃度ガスを、迅速にかつ多量に吸着できる製品を選定することです。一般の吸着剤の場合、高い濃度での吸着試験データのみで評価しているものが多く、高濃度ガスは吸着できても濃度が低くなると吸着しきれない場合や、低濃度ガスでは十分な吸着量を確保できないものがあるため、材料選定に当たっては十分注意が必要です。
 
■日常の管理・対策
九州国立博物館

 
■建築工事・設備工事を伴う各種予防対策
九州国立博物館

 
 

 
 

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